関東大震災から100年、朝鮮人虐殺から100年となる節目の年の9月1日に、差別主義団体「そよ風」が、こともあろうに朝鮮人犠牲者追悼碑の前で「慰霊祭」と称するヘイトスピーチ集会を行おうとしています。「そよ風」はこれまで「関東大震災時、朝鮮人は実際に放火略奪を行ったのであり、朝鮮人に対する暴力は正当防衛だった」と主張してきた団体であり、これ以上の死者への冒涜はありません。
東京都建設局公園緑地部は、数日中にも「そよ風」に公園の占有許可を与える見込みです。こうした暴挙に手を貸すことは、東京都が差別煽動の共犯者となることであり、決して許されません。東京都に人権条例(オリンピック条例)に定められたヘイトスピーチ集会への「利用制限」を適用するよう求める多くの声を、大至急、東京都に届ける必要があります。
◆経緯と問題点についてこちらが必読です↓
ヘイト団体「そよ風」が9月1日、「朝鮮人犠牲者追悼碑」の前で集会を画策
東京都は朝鮮人犠牲者への冒涜を認めない対応を!
加藤直樹(ノンフィクション作家)
http://www.labornetjp.org/news/2023/0820kato?fbclid=IwAR1_CwkY6_xA4fpC3ocBJrjI5YQ04wr_KjkIhrm64aWOLBGm95dI9LyqKL0
<加藤さんの呼びかけ>
「一つは、朝鮮人犠牲者追悼碑の前で差別主義団体が集会を開くこと自体がヘイトスピーチであり、許しがたい死者への冒涜であること。もう一つは、その開催を認めるとすれば東京都の責任は重大だということです。
読者の皆さんには、第一に、これが最悪の死者への冒涜であり、最悪のヘイトスピーチであると多くの人に伝え、その事実を広めてほしいと思います。
第二に、東京都に対して「死者への冒涜を認めるな。条例に基づく『利用制限』を行うべきだ。そのために人権審査会に調査審議を求めよ。慰霊の公園を守れ」と訴えてほしいと思います。都庁の窓口から都に意見のメールを送るなどの方法があります。各種団体で声明を出して、メディアや都庁、都議会各会派などに送ることもできるでしょう。
9月1日まで、わずかな日数しかありません。それぞれに声を上げていきましょう。」
★東京都に「差別団体に公園の占有許可を出さないで」の声を届けてください!
※できれば人権審査会が予定されている明日8月22日(火)までに。その後でも間に合います。
メール:「インターネットの場合」の隣「都民の声総合窓口」をクリック↓
https://www.metro.tokyo.lg.jp/tosei/iken-sodan/otoiawase/madoguchi/koe/index.html
FAX 03-5388-1233
※それぞれの団体で声明・要請書を作り、都に提出するのも有効です。
※メディア関係者はこの問題を大至急報じてください!