慣らされず、諦めず、主権者として、未曾有の大軍拡2年目の軍事費を徹底分析します。まずは知ることから。ご関心のある方はぜひご参加ください。
「敵基地攻撃」ミサイル開発に7551億円 防衛省が過去最大7.7兆円を概算要求（8月31日、東京）
https://www.tokyo-np.co.jp/article/274025
防衛予算「規模ありき」7.7兆円要求 内部からも「厳しく査定を」（8月31日、朝日）
https://www.asahi.com/articles/ASR805QW6R80ULFA00P.html
見積もりが甘かった…イージス搭載艦の建造費が試算の6割増 防衛省「過去最高」7.7兆円概算要求の危うさ（9月1日、東京）
https://www.tokyo-np.co.jp/article/274038
防衛費膨張、甘い査定 概算要求過去最大7.7兆円 省内からも指摘 ＜安保変容＞（9月2日、北海道新聞）
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/902808/
＜社説＞過去最大の防衛費要求 議論なき膨張許されない（9月7日、中国新聞）
https://www.chugoku-np.co.jp/articles/-/356620
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◆許すな！大軍拡
9・16 防衛予算概算要求分析会
9月16日（土）13時30分～（13時15分開場）
アカデミー茗台（めいだい）学習室A（7階）
（丸の内線「茗荷谷」駅1番出口より徒歩10分、茗台中学校と併設）
https://www.yu-cho-f.jp/wp-content/uploads/a_meidai_map.pdf
報告者：横山哲也、木元茂夫、池田五律、大西一平、杉原浩司
資料代：500円
2024年度防衛予算（軍事費）の編成に向け、防衛省は8月31日に概算要求を公表しました。「安保3文書」に基づく5年で43兆円の大軍拡の2年目となる今回は、前年度を9166億円も上回り（約17％増）、過去最大の7兆7385億円にのぼっています。2022年度が5兆4005億円だったことを考えると、その異常さが際立ちます。高額武器のローン払いである「新規後年度負担」も7兆8787億円と過去最大を更新し、軍事費全体を上回っています（しかも今回「概要」から項目自体が削除）。
内訳を見ると、弾薬確保に約9300億円、施設の強靭化に約8043億円、イージスシステム搭載艦2隻の建造費に3797億円（1隻あたりの整備費は約3950億円）、日英伊で共同開発する次期戦闘機の開発に約640億円、極超音速滑空弾を迎撃する新型ミサイルの日米共同開発に750億円、12式地対艦誘導弾能力向上型の取得に951億円、極超音速誘導弾の開発に718億円、長射程ミサイルなどを保管する4つの新弾薬庫建設に221億円などが計上されています。
加えて、艦艇や地上目標を攻撃する新型「精密誘導弾」の開発に320億円、日英伊共同開発の次期戦闘機に搭載する「次期中距離空対空誘導弾」の開発に184億円、次期戦闘機の開発推進のための3カ国の調整機関への拠出金に40億円、次期戦闘機と連携する無人機の研究開発に49億円など、前のめりの項目も目立ちます。
さらに、武器部品の不足解消や可動率向上に約8000億円、研究開発費に8358億円が計上され、陸海空自衛隊を一元的に指揮する「常設統合司令部」の創設や「自衛隊海上輸送群」の新設などの経費も含まれています。
戦争準備に向かってタガの外れた膨脹を続ける軍事費を、項目に即して分析します。具体的な取り組みにつなげるための機会にしたいと思います。ぜひご参加ください。
＜参考＞
◆防衛力抜本的強化の進捗と予算～2024年度概算要求の概要
https://www.mod.go.jp/j/budget/yosan_gaiyo/2024/yosan_20230831.pdf
主催：大軍拡と基地強化にNO！アクション2023
＜呼びかけ団体＆連絡先＞
有事立法・治安弾圧を許すな！北部集会実行委員会
北部労働者法律センター気付 TEL・FAX 03-3961-0212
立川自衛隊監視テント村 TEL・FAX 042-525-9036
パトリオットミサイルはいらない！習志野基地行動実行委員会
TEL 090-3509-8732 FAX 047-456-5780
武器取引反対ネットワーク（NAJAT）
メール anti.arms.export@gmail.com
TEL 090-6185-4407（杉原）
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