杉原こうじのブログ2

武器取引反対ネットワーク(NAJAT)代表の杉原浩司の綴るブログです。こちらのブログ https://kosugihara.exblog.jp/ の続編となります。

「イスラエルの死の商人エルビットと手を切れ」伊藤忠アビエーション宛の要請書



【要請書】
伊藤忠アビエーション株式会社
取締役社長 笠川信之様

イスラエルの「死の商人」エルビット・システムズとの契約をただちに破棄してください

 ガザではイスラエル軍により子ども約5000人を含む13000人以上が虐殺されています。初めに、SNSで見つけた投稿を紹介します。

私は決して忘れない。
死んだ我が子たちの手足を入れた袋を運ぶ父親
我が子の残したものはそれしかないと言って、手についた血を洗うことを拒んだ母親
痛みや苦しみに耐えるより、お母さんと一緒に死にたかったと言った少女
麻酔なしで外科手術をした医師たち
我が子に麻酔なしで切除手術をし、痛みの激しさで死なせてしまった医師
出生証明書より先に死亡証明書が発行された新生児たち
記者会見を開いて命乞いをした子どもたちと恐怖とトラウマに満ちたその顔
殺された場合に備えて身元が分かるように腕に書かれた名前たち
瓦礫の下から引き出された多くの死体
死体が詰め込まれたアイスクリーム用トラック
ジェノサイドの資金として数十億ドルを提供したアメリ
アメリカなどが停戦決議に反対票を投じたこと
世界のリーダーたちが、何もせずただ傍観していたこと
そしてこれがまだ半分も終わっていないこと

 これに私たちは補足しなければいけません。
日本政府がイスラエル軍によるガザの難民キャンプや病院などへの爆撃さえも「国際人道法違反」と認めないこと
日本政府がイスラエルに対して、「ガザへのジェノサイド(大量虐殺)をやめろ」「ただちに停戦しろ」と要求せず、事実上虐殺を黙認していること
 さらに、
ガザ大虐殺に武器を供給しているイスラエルの軍需大手エルビット・システムズとの契約を、日本エヤークラフトサプライと伊藤忠アビエーションがいまだに破棄していないこと
と付け加えます。

これほど残虐なイスラエル軍による大虐殺を目にしてもなお、エルビット・システムズとの契約を見直さない理由は何ですか?
人間として、良心の呵責は感じないのですか?
大虐殺に間接的に加担していることは、企業の社会的責任(CSR)や「ビジネスと人権」原則、あるいはSDGsに矛盾していませんか?

 私たちは消費者、市民として自国の企業が今回のガザ大虐殺に加担していることに耐えることができません。一刻も早く、血塗られたその手をイスラエルの「死の商人」から引き剥がしてください。そして、世界に対して、謝罪と再発防止を誓ってください。

 私たちは貴社がエルビット・システムズとの契約をただちに破棄することを強く要求します。

2023年11月24日        STOP大軍拡アクション

<連絡先> TEL 090-6185-4407(杉原)
      メール anti.arms.export@gmail.com
<参加団体>島じまスタンディング、大軍拡と基地強化にNO!アクション2022、ヨコスカ平和船団、非核市民宣言運動・ヨコスカ、武器取引反対ネットワーク(NAJAT)