杉原こうじのブログ2

武器取引反対ネットワーク(NAJAT)代表の杉原浩司の綴るブログです。こちらのブログ https://kosugihara.exblog.jp/ の続編となります。

【明日】IHIはF35戦闘機エンジン部品の米国輸出をやめろ!6.6本社申し入れ行動へ


IHIはF35戦闘機エンジン部品の米国輸出をやめろ! 6.6本社申し入れ行動

6月6日(木) 15時45分~16時30分

◆15時30分に有楽町線豊洲駅1C出口の地上(中華料理「珉珉」そば)に集合
→16時にIHI本社前で要請書を提出
前後に抗議アピール(プラカードなど持参歓迎)

 4月26日、IHI(旧石川島播磨重工業)は、ステルス戦闘機F35に搭載される「F135エンジン」の構成部品(福島県の相馬工場で製造)を、米軍需企業(Pratt&Whitney)に向けて初出荷しました。昨年末の岸田政権による武器部品の世界への輸出解禁(従来は米国のみ)の動きに呼応したものです。
 これにより、日本製のエンジン部品を組み込んだF35が戦争犯罪をもたらす道が開かれることになります。米国製のF35は、イスラエルによるガザ空爆でも使用されていると報じられています。
 IHIはこれを契機に、全世界での一定のシェアをめざして、生産能力を増強すると表明しています。既に、瑞穂工場(東京都西多摩郡)でアジア太平洋地域のF35のエンジン整備を担っており、今回の部品輸出は米軍への加担を一層深めるものです。
 IHIの総務担当者は、輸出した部品が組み込まれたF35がどこに渡るかをコントロールできないと認めています。イスラエルに大量の武器を供給し、拒否権を行使して国連安保理の停戦決議を繰り返し潰してきた「ジェノサイド共犯国家」米国への武器部品の輸出は、虐殺への加担につながります。IHIは、米国の軍産複合体の「下請け」となることを拒否すべきです。
 私たちは「グローバル出荷」の名で動き出した「死の商人」への道をふさぐため、緊急の申し入れ行動に取り組みます。ぜひご参加ください!

<参考>
IHIF-35戦闘機搭載エンジン部品を米国Pratt&Whitney社向けに初出荷
~防衛事業におけるグローバル展開を強化~
https://www.ihi.co.jp/all_news/2024/aeroengine_space_defense/1200835_13682.html

IHI、米社に戦闘機エンジンの部品出荷 海外の取引増(5月30日、日経)
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUC303ZO0Q4A530C2000000/

IHIは日英伊で共同開発・生産・輸出する次期戦闘機のエンジンも担当します。

<呼びかけ>
武器取引反対ネットワーク(NAJAT)
STOP大軍拡アクション
[連絡先]090-6185-4407(杉原)