杉原こうじのブログ2

武器取引反対ネットワーク(NAJAT)代表の杉原浩司の綴るブログです。こちらのブログ https://kosugihara.exblog.jp/ の続編となります。

次期戦闘機第三国輸出の与党合意を許さない! 3.15緊急抗議行動へ

3月7日、公明党本部への申し入れ


次期戦闘機の第三国輸出に関する公明党の幕引きが最終段階に入りました。本日3月14日に所属議員の意見集約を行い、15日の与党政調会長協議で「合意」しようとしています。そのうえで、週明け19日の閣議決定が狙われています。

総理「輸出で価格低減を」日本の武器が世界に?歯止めは 次期戦闘機"輸出解禁"へ
(3月13日、報道ステーション
https://news.tv-asahi.co.jp/news_politics/articles/000340839.html

かつての公明党は、「PKO5原則」など、妥協する時も不十分ながらも一定の「歯止め」を作らせていました。しかし、今回の「歯止め」なるものは何一つとして歯止めになっていません。「当面、次期戦闘機に限定」は、殺傷能力の高い戦闘機輸出がOKなら、他を止める理由がありません。また、「武器輸出協定」を条件にしたと言いますが、現行の武器輸出も「協定」締結国のみが対象で何ら変わりありません。さらに、「現に戦闘が行われている国は除外」も、停戦すれば輸出でき、輸出した後に虐殺に動くこともあるわけで、意味はありません。加えて、「そのつど閣議決定」も、国会と主権者を無視した独裁的な手法です。

何一つ「歯止め」になっていないのに「我が党が求めていた歯止めについて明確に丁寧に答えていただいた」と述べる高木公明党政調会長には「恥を知れ」としか言いようがありません。この茶番劇に最大級の怒りをもって対峙すべきです。主権者一人ひとりが歴史に試されています。

今まで殺傷武器の輸出に反対する行動はせいぜい50人ほどに留まってきました。本来なら国会周辺が騒然としていてもおかしくないはずです。何のための平和運動かが問われているのではないでしょうか。昼間の行動ですが、動ける方は万難を排してご参加ください。各地でも抗議の取り組みを!

公明党幹部に抗議のFAXを!

山口那津男代表 FAX 03-6551-0806
高木陽介政調会長 FAX 03-5251-3685
石井啓一幹事長 FAX 03-3508-3229

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◆次期戦闘機第三国輸出の与党合意を許さない! 3.15緊急抗議行動

殺傷武器の最たるものである次期戦闘機。公明支持層の63%が「一切認めるべきではない」の回答(3月初旬、共同通信世論調査)なのに、日本からの第三国輸出を公明党が容認へ。15日にも与党の政調会長協議で合意しようとしています。主権者や国会を無視した「閣議決定」が厳格な歯止めになるはずがありません。支持率20%の岸田裏金内閣に勝手に決められてはたまりません。「死の商人国家」絶対反対!の声を緊急に、国会に向けて届けます。ぜひご参加ください!

日時:3月15日(金)11時~11時30分
場所:衆議院第2議員会館前(永田町駅国会議事堂前駅
※プラカードなど持参歓迎
<呼びかけ>
STOP大軍拡アクション TEL 090-6185-4407
ふぇみん婦人民主クラブ TEL 03-3402-3244
平和をつくり出す宗教者ネット TEL 090-1853-1446
STOP改憲・北区の会 TEL 090-1266-8645