杉原こうじのブログ2

武器取引反対ネットワーク(NAJAT)代表の杉原浩司の綴るブログです。こちらのブログ https://kosugihara.exblog.jp/ の続編となります。

【報告】朝日新聞社はマンスール通信員を虐殺したイスラエルに抗議を!3.28東京本社前行動に15人!


3月28日、読者有志の呼びかけで、「朝日新聞マンスール通信員の虐殺についてイスラエル大使に抗議を!東京本社前スタンディング」を行いました。

マンスールさんが3月24日にガザで虐殺されて4日。朝日新聞社によるイスラエルへの抗議がいまだなされていない状況に、「もう待てない」と超緊急で呼びかけたものです。

高校生を含む15人が参加して、マンスールさんの写真を組み込んだ手作りのプラカードなどを掲げながら、スピーチとコールで東京本社に向かって訴えました。

私は、「今日は"抗議行動"ではなく"抗議してください"行動です」と前置きしたうえで、「マンスールさんは事故や災害で命を奪われたのではなく、イスラエルにより虐殺されました。加害者のイスラエルに抗議して当たり前ではないですか。本来なら、報道機関の連名でイスラエル非難の声明を出すべきです」と訴えました。

参加者からは、「ジャーナリズムは”第4の権力”と呼ばれます。今こそ、その第4の権力を発揮して、イスラエルに"どうしてこんな虐殺を続けるのか"と追及してください」、「ガザでは既に208人のジャーナリストが虐殺されています。第2次世界大戦では100人に及びませんでした。"ジャーナサイド"という言葉も使われています。みんなが、そして朝日新聞の中の人が声を上げなければいけません」などの発言が続きました。

社内には抗議すべきだと思っている記者や職員がいることは間違いありません。このアクションが、そうした人々の後押しになることを願います。

◆「駐日イスラエル大使に正式に抗議してください」と声を届けてください↓
朝日新聞社
フォーム https://digital.asahi.com/info/inquiry/asadigi_smp/shimbun.php
電話 0570-05-7616(18時まで)または 03-3545-0131

マンスールさんの記事から> ※3月末まで全文読めます。
停戦の終わり、信じたくなかった 爆撃音響く「日常」に戻ったガザで(25年3月24日)
https://www.asahi.com/articles/AST3S2VS0T3SUHBI001M.html

「世界は僕たちが死ぬのを見ていただけ」 だれも止めぬガザ侵攻1年(24年10月7日) 
https://www.asahi.com/articles/ASSB62S99SB6UHBI02VM.html

吹き飛ばされた子どもたちはハマスなのか 絶望の街ガザからの報告(24年4月6日) 
https://www.asahi.com/articles/ASS4622JNS46UHBI02WM.html

恐怖に耐えた、わが子にも偽って 通信が絶えたガザで私を救ったもの(23年11月1日)
https://www.asahi.com/articles/ASRC10PZ4RB0UHBI033.html