杉原こうじのブログ2

武器取引反対ネットワーク(NAJAT)代表の杉原浩司の綴るブログです。こちらのブログ https://kosugihara.exblog.jp/ の続編となります。

「帝国」ロシアとウクライナ侵略~6.8池田嘉郎さん(ロシア近現代史研究)講演会へ


私も呼びかけ人となっている「ウクライナ民衆連帯募金」の主催で、6月8日午後に池田嘉郎さんの講演会を開催します。ぜひご参加ください。

なお、同じく呼びかけ人である加藤直樹さんが、新著に関して受けたインタビュー記事が掲載されました。

抵抗への無理解、軽視される市民 加藤直樹さん「ウクライナ侵略を考える」
(6月5日、朝日デジタル)
https://www.asahi.com/articles/DA3S15951782.html

大国主義を内面化し、一方的な侵略にあらがうウクライナ市民の主体性を無視して冷笑するのは、人ごとのような緊張感を欠いた議論だ。意思を持つ他者の存在を常に考えることが、大国主義に陥らない、人々の普遍的な連帯につながる」

ネット版は有料記事で一部しか読めませんので、6月5日の夕刊を図書館や販売店での購入などでぜひお読みください。また、『ウクライナ侵略を考える~「大国」の視線を超えて』(あけび書房)のご一読を強くお薦めします。
https://akebishobo.com/products/ukraine-1

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「帝国」ロシアとウクライナ侵略
池田嘉郎さん(ロシア近現代史研究)講演会

6月8日(土)13時半開場、14時開会
文京シビックセンター地下1階・学習室(後楽園駅春日駅

参加費 500円

池田嘉郎さんは、プーチン政権のウクライナ侵略を批判し、「ウクライナの人々の意思を尊重し、支援すべき」と語ります。

さらに、これまでの研究や議論が「帝国」としてのロシアの暴力性やウクライナの主体性を軽視してきたのではないかと問いかけてきました。

「帝国」としてのロシアという視点を踏まえ、ウクライナ侵略を歴史の中で考える池田さんの話を伺います。

ウクライナの国家としての一体性を否定するプーチンの姿勢は、ソ連の指導者よりは、ロシア帝国の皇帝たちに近い…その意味でプーチンが始めたこの戦争は、帝国の戦争なのである」(池田嘉郎『ロシアとは何ものか』中公選書)

<池田嘉郎さん(東京大学大学院人文社会系研究科西洋史学教授)>
1971年生まれ。近現代ロシア史研究。著書に『ロシア革命 破局の8か月』(岩波新書)、『革命ロシアの共和国とネイション』(山川出版社)。最新刊に『ロシアとは何ものか 過去が貫く現在』 (中公選書)。共著多数。

主催:ウクライナ民衆連帯募金(呼びかけ人:加藤直樹、杉原浩司、鈴木剛
メール uarentaibokin@gmail.com
サイト https://note.com/uarentaibokin
ツイッター https://twitter.com/ukrainebokin