

<「国際航空宇宙展2024」抗議行動(2024年10月16日、19日)への連帯メッセージ(国内から)>
【山添拓参議院議員】
「国際航空宇宙展を虐殺兵器展にするな!キャンペーン」の大抗議に連帯します。
イスラエルによるパレスチナ・ガザ地区への侵攻開始から1年を超え、ガザでの死者は少なくとも4万2000人、9割の住民が避難生活を余儀なくされています。イスラエルは直ちに攻撃をやめ、停戦すべきです。
国際航空宇宙展には、そのジェノサイドに武器を供給するイスラエルの軍需企業や、米国、英国の軍需大手が多数出品するといいます。まさに武器見本市です。ジェノサイドの成果を競い合うとでも言うのでしょうか。
日本政府が後援しているのは大問題です。また日本政府が、来年度イスラエル製ドローンの本格導入に踏み出そうとしていることも重大です。
「死の商人国家」への堕落が許されないのはもちろん、「死の商人」に加担することもまた、許されません。憲法9条に基づく平和国家としてのあり方に反する姿勢は、国際平和を遠ざけ、恥ずべきものというべきです。
石破首相は、アジア版NATO、核共有、安全保障基本法、改憲――危険な軍事突出ぶりを示してきました。自民党政治を変え、対話と協力の外交による平和を正面に据えるまともな政治に変えるため、力を合わせがんばります。
大抗議行動にご参加のみなさまへ
戦争する国づくりも、武器輸出で栄える国もお断りです。
大口献金をもらって軍需企業を応援する政治もお断りです。
殺傷武器の輸出まで認めた閣議決定を撤回させ、「武器輸出三原則」に立ち戻ることが必要です。
憲法9条を生かした平和外交を様々に展開していくことこそ、日本政府が進むべき道です。紛争を助長する武器見本市の開催に反対します。
【高良鉄美参議院議員】
連帯のご挨拶
「国際航空宇宙展を虐殺兵器展にするな!キャンペーン」のみなさまのご活動に心より敬意を表します。
昨年から、岸田政権の安保三文書に沿って、日本の経済社会を軍事優先につくり変える法整備や条約締結が行われました。さらに、この度の「国際航空宇宙展」は、ガザで行われているジェノサイドに加担するもので、到底容認できません。
イスラエルの蛮行と、それを止めようとしないどころか、支援しているG7の行動により、世界の中でG7がますます孤立化する流れが強まっています。残念ながら、ダブルスタンダードのG7、NATOにしがみつく日本は、すでに世界からの信頼を失いつつあります。
憲法9条を持ち、平和国家として歩んできた日本の信頼が、地に落ちる前に、とるべき行為は、虐殺兵器を否定することはもちろん、武力解決ではなく外交による紛争解決の仲介者となることです。
みなさまの大抗議活動が、政府、軍需産業にインパクトのあるものとなるよう期待しています。沖縄から連帯のエールを送ります。
平和を願い、あらゆる戦争に反対する皆さんへ、連帯のメッセージを送ります。
軍事産業にとって、ウクライナ戦争、パレスチナ紛争は最大の宣伝の場であり、大きな利益を生み出す機会になります。日本には戦争放棄をうたった憲法9条があります。その日本において武器の展示会を開催することは、軍事産業に商機を与えることであり、憲法9条の精神を踏みにじるものであり、平和を願う国民を裏切る事になると私は考えます。
政府自民党は、憲法9条を形骸化させ続けています。武器輸出三原則を撤廃して、防衛装備移転三原則なるものを閣議決定し、第三国への武器輸出を解禁し、英・伊と共同開発中の次期戦闘機の第三国への輸出解禁を決定するなど、戦後日本が堅持してきた平和憲法を軽んじています。そして、来年度の防衛予算の概算要求は8兆5000億円、もうじき10兆円になり、防衛予算だけうなぎ登りの青天井です。
日本政府のこうした軍事大国への道にブレーキをかけ、最新兵器の展示、売り込みの場である「国際航空宇宙展」に、皆さんと一緒に声を大にして抗議したいと思います。
【中嶌哲演さん】
貴キャンペーンに心から賛同、連帯しつつ、原発銀座・若狭の一住民、一仏教徒として、悲願をこめたメッセージを送ります。
中嶌哲演(明通寺住職)
May All living things be in the pure light of peace and mercy!
We live in the universe!
Great Oneness! OK!
No War!
No Weapon!
No Nuclear Power Plant!